





『自分らしさ』ってなんだろう。1番難しい質問かもしれません。
様々なところで、無意識に根付いてしまっている『男らしさ、女らしさ』という固定概念。男の子なんだから女の子に優しく!女性は結婚して出産することが人生の幸せ・・などなど挙げていたらきりがありません。
生きづらさを感じている全ての人へ、このボーダーレスカードで『あなたの中にある多様な自分』に気づき、自分らしく輝くヒントになりますように。
制作者であるトランスジェンダー当事者の私は、昔、自分自身の生まれてしまった境遇をずっと嘆いていました。
しかし、一度は自ら命を絶つことを考えたものの様々な人たちの出会いや、そこから生まれる会話や価値観の交差を経て、自分のいた世界の小ささに気づき、今ではこの今の自分を誇りに思えるようになりました。
今まで自身に問い続けたネガティブな質問を、ポジティブな質問に変えることで様々な視点や気づきが生まれます。
自分自身へ問いかけた後ろ向きで答えがない質問を、前向きで気づきのあるポジティブな50個の質問にまとめたものがこのボーダーレスカードです。
多くの人が自分らしく、自由でありたいと思い生きています。
日頃の生活の中では、自分らしく輝くためのヒントが隠された質問を受けたり、考えたりする機会がないかと思います。
そんな時に、このボーダーレスカードがあると改めて自分と向き合えるチャンスが生まれます。
複数人で実施すると、様々な価値観に触れられて自分の中の感性が磨かれていきます。
自分を見つめ直すきっかけをゲーム形式で繰り広げられる優れもの。
カラフルな虹色を意識した色合いと、暖かみのある丸いカード。
視覚からも手で持ったときもワクワクできるデザインとなっています!
☆☆☆☆☆☆
【ボーダーレスカードの使い方】
①参加者が多い場合は3〜5人のグループにわかれます。もちろん1人からOKです!
②ボーダーレスカードをテーブルの中央に置き、一番最初にカードを引く人を決めます。
③最初に選ばれた人は、カードを引き、カードに書かれている質問を読み上げます。
④ひとりずつ質問の答えを伝え合います。
※質問に答えるときのルール
「質問の答えはすべて正解」
「わからないも正解」
「他の人の感性(答え)をそうだよね。と受け止める。(批判、否定しない)」
⑤すべての人が答えを伝え終えたら、2番目の人がカードを引き、読み上げ、答えを伝え合います。
※ 時間の許す限り③④を繰り返す
様々な価値観や考え方、感性に触れ、この時間を通して「どのようなことを感じたか?」「この時間を過ごす前と後ではどんな変化があったか?」「日常生活の中でどんなことを意識したいか?」などを伝え合います。
自分の中にある価値観や考え方、他の人の話しなど聞きながら、おなじ時間を過ごしている人と『価値観』をテーブルの上に並べていくつもりで、思いのたけを話し、聞いて、自分を含めた沢山の心に触れあってみてください。
1人で実施する場合は、紙とペンを用意して頂き、自分の答えを書いてみるのもいいかもしれません!
☆☆☆☆☆☆
じぶんが何者かわからなくて自信がない人。
自分らしく生きたいと願う人。
生きづらさを感じている人。
今後自分らしく輝いてほしいと願う人がいる人。
そんな人たちが、このボーダーレスカードを通して、自分の中にある自分でも知らなかった自分に気づき、固定概念がゆるまり、自分の価値観と感性が広がる体験をする。
そうして、LGBTQとLGBTQでない人、そんな言葉がなくなり、あらゆる境界線が『ゆるまる』ことが理想です。
境界線で隔たっていた価値観が交差しあい、相手をおもんばかることが今よりいっそう広がり、自分にも周りにも優しい世の中が広がっていくのではないでしょうか。
このカードは、私が代表を務める一般社団法人LGBT-JAPANと一般社団法人スポーツリレーションシップ協会さんとの共同開発です。